自転車保険の補償範囲を知ってしっかり選ぼう!おすすめランキング8選

2023年|自転車保険の補償範囲を知ってしっかり選ぼう!おすすめランキング8選

始めは➡子供の自転車選び、今は➡どっぷり自分の趣味、ミヤケン(@ken_mimicycle)です。

自転車保険は生命保険など他の保険と比較しても、あまりメジャーな保険ではありません。

その為に、

「根本的に自転車保険の範囲や内容が分かりづらい」

「自転車保険、種類も多いし、結局どれを選べばいいのか悩んでしまう」

という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では自転車保険を『個人賠償責任補償』『傷害補償』『その他付帯のサービス』に分けて選ぶポイントをお伝えし、おすすめの自転車保険をご紹介します。

免許もいらない自転車は、子供のころから当たり前に買い物や通勤通学の足として活躍し、最近では多くの方が趣味としてのサイクリングをされています。

しかし、そんな身近で便利な自転車が、たった一瞬で他人の人生や自分自身の人生の歯車を大きく狂わせてしまう「凶器」に変わることは、普段の生活の中であまり重要視されていません。

しかし自転車のスピードは、スポーツバイクで平均時速40キロ、とても身近なママチャリでさえ20キロ前後だと言われています。

40㎏~60㎏の体重でも2~30キロで人に向かってもし突っ込んで来たとすると、被害者、加害者どちらとも、大ケガや後遺障害が残る事故になるケースは少なくないと言えるでしょう。

そんなまさかに備えるのが、自転車保険の役割です。

安心して自転車に乗るために、おすすめの自転車保険について分かりやすく解説していきます。

■自転車保険の補償範囲や内容を詳しく知りたい!

自転車保険で補償される範囲を考える上で重要なのは個人賠償責任補償と傷害補償の二つです。

また知っておきたいポイントして、自転車保険で補償対象となる範囲は意外と広く自転車利用時に起こった事故による損害だけではないという事です。

「自転車保険」というネーミングから、多くの方は自転車のみに関わる、自転車利用時だけの事故や損害しか補償対象にならない保険と思われやすいのですが、実は自転車事故を含めた多くの日常の損害を補償できる保険なのです。

自転車事故のリスクとしては大きく分けて、「他人に怪我を負わせてしまうリスク」「自分が怪我などを負ってしまうリスク」の二つです。

一般的に自転車保険というと、主にその二つの自転車事故のリスクに重点を置き補償するための「個人賠償責任補償」と「傷害補償」に分けられ、さらにそれにプラスしていくつかの特約や付帯サービスが一緒になっている保険です。

おすすめの自転車保険を伝えるために自転車保険を構成する個人賠償責任補償と傷害補償、またその他の特約や付帯しているサービスが内容を見ていきましょう。

□個人賠償責任補償とは?

個人賠償責任補償は、日常生活している中で、故意なく他人を負傷させてしまった、他人のモノを破損してしまった時、法律上の損害賠償責任を負わないといけなくなった場合に保険金を受け取る事ができます。

過去の事例では他人や他人のモノを壊してしまい、損害賠償責任を負った時に、数千万円から1億円近くに賠償金が達した事例もあります。

そうした経済的に高額な負担への保険が、個人賠償責任補償の役割です。

ここで注目したいのは、個人賠償責任補償では、自転車事故で他人を負傷させてしまったときだけでなく、さまざまな場面で損害賠償責任を負ったときにも補償して貰えます。

詳しく保険の補償対象となるシチュエーションとして、自転車事故以外で他人を負傷させてしまったときのほかに、以下のようなものがあります。

  • 飼い犬が他人に噛みついてケガを負わせてしまった。
  • 買い物中に商品を落として破損させてしまった。
  • ベランダから物が落ちて通行人を死亡させてしまった。
  • スポーツをしていて他人ケガを負わせてしまった。
  • 子供が他人の家の窓ガラスを割ってしまった。

まだまだ挙げればキリがないですが、どれも普段の生活の中で身のまわりに起こる可能性があるトラブルです。

また最近ではペダルなしの自転車での事故が多く発生しており単なる自転車補償では対応してない場合が多いのでこの『個人賠償責任補償』はとても重要になってきます。

この保険があれは磯野カツオくんも思いっ切り空き地で野球ができるという事です。

個人賠償責任補償の補償金額は商品によっても変わってきますが、およそ5,000万円~3億円程度です。

□傷害補償とは?

個人賠償責任補償が「自分が他人や他人の物を破損させてしまった時の補償」であるのに対して、傷害補償は「自分が自転車でケガを負った、後遺障害が残ってしまった、また死亡してしまったときの補償」です。

もっと詳しく言うと補償の対象は、「自転車で転倒しケガで入院したとき」や「歩行中に他人が乗っている自転車と衝突してしまいケガで入院・手術」などが必要になったときなどです。

『傷害補償』は、大きく分けて、

入院保険金

ケガをして入院した場合に、入院1日につき決まった保険金を受け取れる補償

入院一時金

ケガをして入院した場合に、入院日数に関わりなく一時金として保険金を受け取れる補償

通院保険金

ケガをして入院した場合に、通院1日につき決まった保険金を受け取れる補償

死亡保険金

亡くなった場合に数百万円の保険金を遺族が受け取れる補償

後遺障害保険金

後遺症が残った時に受け取れる補償で、保険金額は障害の程度に応じて数十万円から数百万円

の5つからなっています。

気を付けたいところは、『傷害』補償なので病気での入院・手術、死亡した時の補償の対象では無いというと所です。

□示談代行サービスと自転車ロードサービス

示談代行サービスについて説明します。

自転車保険すべてに付帯してはいませんが、代表的な付帯サービスの一つで、示談代行サービスが挙げられます

もしも自分が自転車事故の加害者になってしまったら、被害者との間で示談交渉に入ります。

しか自動車保険とは違い、自転車保険は自賠責保険のような強制加入で誰もが共通して入っている保険などはありません。

ですので、素人同士の当事者が話し合っても争点が定まらないまま示談交渉が長引いてしまい、お互いに納得の行かない結果になりそれがトラブルに発展してしまうケースもあり得ます。

しかし示談交渉を弁護士に代行してもらうとなれば、それなりの費用がかかってきます。

そのようなときに、示談代行サービスが付帯の自転車保険に加入してさえいれば、保険会社のプロが自分にかわって示談交渉をしてくれます。

加害者であっても示談交渉の進め方によって、相手に支払う賠償金は大きく変わってきます、示談交渉サービスの付帯があれ保険を選んでおくと心強いと言えそうです。

ではロードサービスについてご説明します。

自転車保険でのロードサービスは、自転車乗車中の事故や故障などによってその場から動けなくなってしまった時に、希望する場所まで自転車を搬送してもらえるサービスです。

たとえば、サイクリング中にタイヤがパンクしてしまった、出先でカギを無くしてしまった、チェーンが外れてしまって自分ではとても直せないときに頼りになるサービスです。

ただし、商品によって、対応可能時間や地域、搬送可能距離などが違います、これを重視される方は最初にしっかりチェックしておくことが大切です。

おすすめの自転車保険で重要になる4つをご紹介しました。

■自分に合った自転車保険の種類を選ぶ

同じ保険会社でも目的にあった個別のプランが複数用意されています。

自分に必要な補償をよく考えて選ぶ事が大切です。

今回はポイントで支払う事が出来るので、私が加入することにした楽天の自転車保険を参考に紹介していきます。

ここで紹介するのでおすすめの自転車保険ランキングには入れておりませんが、もちろん楽天の自転車保険もおすすめの自転車保険です。

□ご自身のみ加入予定であれば本人向け自転車保険を選んでください。

【本人型】自転車保険プラン<標準コース>【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】

 

□家族全員の補償を検討したい方は家族向けをチェックしてください。

【家族型】自転車保険プラン<節約コース>【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】

 

□補償内容よりもとにかく安いプランがよいという方は価格重視のをご覧ください。

【本人型】自転車保険プラン<節約コース>【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】

 

□もう子供しか自転車に乗ることはないという方は子供型の保険をみましょう。

【子供コース】自転車保険プラン【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】

 

□対人事故よりもご自身のケガや万が一の後遺障害・死亡の補償を手厚く・・・という方は入院・通院補償、死亡補償が手厚い自転車保険がよいでしょう。

【本人型】自転車保険プラン<充実コース>【超かんたん保険】【自転車】【保険】【自転車保険】

 

■おすすめの自転車保険8選を紹介します

□【1位】au損保「自転車向け保険 Bycle」(シルバー)

保険名:自転車向け保険 Bycle

プラン名:シルバー

保険料:ひと月あたり590円

対象年齢:74歳まで

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 3億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   12.000円 通院日額    2.000円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  あり

最大の魅力は自転車事故の加害者になってしまった場合の個人賠償補償金額が3億円と十分な補償内容です。示談代行サービスもついています。

入院、通院の金額も十分あります。自身のケガの心配がある方にもおすすめな商品です。

他にない特徴としてはヘルメット着用中の死亡事故に対して100万円が追加で補償される「ヘルメット着用中補償」なども付いています。

自転車ロードサービスは24時間365日スタッフが駆けつけ、全国722拠点から50km以内は無料で希望の場所まで搬送するサービスです。

自転車のロードサービスでここまで手厚いものも珍しいです。

専用スマホアプリ「自転車の日」も用意され請求も簡単です。

インターネットで簡単に申し込みをすることができ、年間一括払いにするとひと月あたりの保険料がさらにお得になります。

クレジットカード、auかんたん決済、コンビニ決済(年払いのみ)などで決済することが出来ます。

□【2位】LINEほけん「自転車ライフ安心保険」

保険名:自転車ライフ安心保険

保険料:ひと月あたり100円

対象年齢:69歳まで

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 1億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   2.000円  
自転車が故障した 自転車ロードサービス  なし

この補償内容で、LINE利用者は、保険料が100円/月とかなりお手頃金額で加入できます。

もちろん普段使っているLINEで簡単に加入することができ、保険の加入状況もLINEアプリ内で確認できる使いやすさが特徴です。

ID/パスワードもいつも使っているLINEと同じなのでありがちなID/パスワードがわからないといったことも起こりにくく安心です。

お手軽簡単に加入できる商品でありながら、充実した補償です。

□【3位】全日本交通安全協会・自転車保険制度「サイクル安心保険」(プランA)

保険名:サイクル安心保険

プラン名:プランA

保険料:ひと月あたり103円

対象年齢:加入制限なし

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 1億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   0円 通院日額    0円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  なし

特徴としては個人賠償補償の保険金額が1億円で加入者の家族にも適用されます。

自転車事故のみの補償内容ですが、ひと月あたりの保険料が約100円と、とてもリーズナブルなのが最大の魅力です。

インターネットで加入することが出来ます、格安な掛金で、年齢・国籍に関係なく、誰でも加入することが出来るのは嬉しい特徴です。

□【4位】三井住友海上「ネットde保険@さいくる」(Aコース)

保険名:ネットde保険@さいくる

プラン名:Aコース

保険料:ひと月あたり603円

対象年齢:69歳まで

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 3億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   6.000円 通院日額    1.000円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  なし

個人賠償補償は3億円、傷害補償も入院日額が6,000円、通院日額1,000円と充実した内容です。

示談代行サービスもついています。

少し掛け金が高めなのでこの順位しました。

インターネットから申し込みすることができ申し込み後翌日から保険適用されます。

コンビニの自転車保険は三井住友海上が提供しています。(セブンイレブンやローソン)

□【5位】ZuttoRide「CycleCall」(プランM)

保険名:CycleCall(サイクルコール)

プラン名:プランM

保険料:ひと月あたり359円

対象年齢:なし

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 1億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額  0円 通院日額    0円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  あり

オートバイでの実績20年、全国5,000店以上の店舗とても安心です。

自転車故障時には1回あたり60km圏内、年間4回までの無料搬送で、万が一の自転車のトラブル時にも安心です。

ロードサービス重視だといえます。

□【6位】総合保険センター「自転車の責任保険」(基本コース)

保険名:自転車の責任保険

プラン名:基本コース

保険料:ひと月あたり300円

対象年齢:6歳から70歳まで

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 1億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   0円 通院日額    0円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  なし

個人賠償補償の保険金額は1億円、傷害補償は5日以上入院の場合に入院一時保険金が5万円補償されます。

また、交通事故全般で補償される個人賠償補償は加入者の家族も補償対象です。

申し込みも簡単で、インターネットから簡単に加入・申し込みが出来ます。

家族全員の補償をしっかりされたい方にはおすすめです。

【7位】楽天損保「サイクルアシスト」(基本タイプ)

保険名:サイクルアシスト

プラン名:基本タイプ

保険料:ひと月あたり250円

対象年齢:69歳まで

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 1億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   2.500円 通院日額    0円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  なし

1億円の個人賠償補償が加入者とその家族全員が補償対象になり、傷害補償は入院日額が2,500円です。

ケガの補償は交通事故が対象になります。

一番の魅力は楽天スーパーポイントも貯まりますし、ポイントから支払う事も出来ることです。

実は私も楽天ポイントに

ネットか簡単に申し込みでき、最短翌日からの保険が適用されます。

楽天IDを登録している方は、ログインすると住所等の入力の手間なく申し込み可能で、この内容のプランとしては、ひと月あたり250円ととてもお得な自転車保険です。

オリコンの顧客満足度調査で2019年自転車保険部門第1位を獲得しています。

□【8位】au損保「ケガの保険 交通事故」(シルバー)

保険名:ケガの保険 交通事故

プラン名:シルバー

保険料:ひと月あたり470円

対象年齢:74歳まで

自転車で相手にケガをさせた 個人賠償補償 1億円  示談代行サービス あり
自転車で自分がケガをした  入院日額   6.000円 通院日額    1.000円 
自転車が故障した 自転車ロードサービス  なし

個人賠償補償1億円ついて、傷害補償も入院日額が6,000円通院日額1,000円と充実した内容です。

「自転車向け保険 Bycle」と比較すると、自転車事故の際のケガの補償低いことや自転車ロードサービスがないため保険料がリーズナブルに設定されており、個人賠償補償や傷害補償をしっかりつけてできる限り保険料を抑えたい方にはとてもおすすめ出来るプランです。

■まとめ

■自転車保険の補償範囲を知りたい!

補償の範囲や内容を3つのポイントに分けて紹介しました。

個人賠償責任補償は故意ではなく相手にケガや相手の物を壊してまったときの補償になります。

傷害補償とは自転車での自分自身がケガや死亡したときに受け取ることが出来る金額の補償です。

示談代行サービスと自転車ロードサービスは示談代行サービスが付帯の自転車保険に加入してさえいれば、保険会社のプロが自分にかわって示談交渉をしてくれます。

自転車のロードサービスは、自転車の事故や故障などによってその場から動けなくなってしまった時に、希望する場所まで自転車を搬送してもらえるサービスです。

■自分に合った自転車保険の種類を選ぶ

楽天の保険を参考に自分に合ったプランを選ぶことの重要性をお伝えしました。

■自転車保険おすすめ8選

賠償補償、示談代行サービス、入院日額、通院日額、ロードサービスの有無などからおすすめの自転車保険を紹介致しました。

実際に自転車保険を選択する時には、補償金額、特約、保険料のバランスなど、多くのことを含めて検討しないといけません。

また、確認を忘れてはいけないこととして、すでに加入している保険のなかに個人賠償責任補償や傷害補償があり、その対象が家族になっていて、そもそも加入する必要ない場合もあります。

自転車保険それほど高額ではない商品ですが、今の保険と重複してしますと意味がないので、検討する前に自分の保険を総合的にチェックすることが大切だと言えます。

自分自身だけでなく、大切なお子さまや家族が毎日当たり前のように乗る自転車です。

義務化地域も広がっている自転車保険です、しっかりと備えましょう。